まず一番に名前がいい。
「てんとてん」だなんて、なんかいい巡りあわせのような気もする。

ここは那覇の識名の山の中にある。
かなりお店の場所はわかりづらい。
道路からも看板というものが見えないので、
知ってる人じゃない限りはまずたどりつけないだろう。

そばのほうは王道系。
シンプルから素材の味を極限まで高めたという感じ。
メインメニューも潔くそばのみ。
それとサイドメニューとして肉みそおにぎり。

食べてみると麺はシコシコ。
スープはあっさりな中にもしっかりした芯が通ったコクがある。
こんなに上手い沖縄そばは他にはないんじゃないかって思う。
ここまでシンプルに勝負しているお店はすごい。

そして、お店の雰囲気も木の素材感を活かしたとてもいい感じ。
古い沖縄の住宅を改造したようだけど、
いまどきの住宅のようにスタイリッシュ。
傾斜地に建てられているので、３階建てみたいな２階建て。
大きな吹き抜けもあり開放的な建物だ。

ほんと大切な人をおもてなしするには最適なそば屋だと思います。

ただ、一つだけ欠点が・・・。
シンプルかつ洗練された味なんですが、ボリュームが少ない。
個人的にはそば２杯分くらいいっちゃいたいくらい。
大盛設定があるといいんだけどなぁ。

あ、超が付くほど人気店なので、
12時前に入ることが必須です。
お店の雰囲気がいいので、お客さんの回転率も悪そうですねぇ。